代表メッセージ
たまたま生まれた環境により社会から抑圧を受け、属性が理由で生きづらさを抱えている人たちがいる。
本来ならば可能性があるのにも関わらず、生まれた環境や属性を理由に将来を諦めてしまう方々を沢山見てきました。
現状として、障害や病気、引きこもりなど日本には「働きづらさ」を抱えた人が1,500万人以上いると言われています。
少子高齢化で人手不足が生じているのは周知の事実ですが、人が足りないはずのに、働きたくても働けない悩みを抱えている人たちが、そこには確かにいます。
私たちは事業を通じ、そのような働きづらさ、生きづらさを抱えている目の前の方達をサポートをしていくのと同時に、社会の側にあるバリアをもっと除去していかねばならないと感じています。
バリアフリーと聞くと、物理的移動における障害を除去するバリアフリーデザインのイメージを持たれる方も多いと思います。
しかし、マジョリティ仕様に作られたこの社会では文化、制度、意識的なバリアが多数存在している事により、抑圧を受けているマイノリティの方達が多数います。
時代と共に人々の考え方が変わり、制度や文化も変化し徐々にバリアフリー化が進んでいます。
一方で、多様な人がいることを前提とされてないケースは、依然として多いのが現状だと思います。
だからこそ、社会の側からもっとバリアフリーな環境を創らなければいけない。そう強く感じています。
社会はそんなに簡単には変わらないかもしれません。
でも私たちは何もできないわけでもなく、社会を変えるためのアクションをみんなで力を合わせて起こすことはできるはずだと思います。
「多様な人が生きやすい、もっとバリアフリーな社会を一緒に創っていきましょう。」
代表取締役 利部 真太朗